【コールマンの2ルームテント】の特徴と設営方法を、わかりやすく紹介。ファミキャンに最適!

コールマン2ルームテント
この記事を読むとどうなる?
【こんな悩みを解決できます】
  • おすすめのテントとその理由・レビューがわかるので、快適・簡単・安いテントを手に入れることができる。
  • 設営についても詳しく解説しているので、説明書代わりにもなる。
  • テント購入前に、実際の作業が詳しくイメージできる。

こんにちは、けんたろです。
今回はオススメのテントについてです。

初めてのキャンプに絶対に必要なテント。沢山の種類が有り、初心者はどれを購入すればいいか分かりにくいですよね。

この記事を読んで、ファミリーキャンプに適したテント選びができるようになりましょう!

適当にテントを買うと、きっと後悔しますよ?

目次

テントを購入するのに不安なこと

キャンプで不安な「設営」

あなたにとって、キャンプを始めるのに最大の障害はなんですか?

僕の場合はこうでした。

  • テント建てれなかったらどうしよう・・
  • 虫がたくさんいるのはイヤ・・

テントです。
テントがネックなんです・・

パパ目線だと、
初めてのキャンプでテント設営に手間取って、何時間もかけたあげく、「もはや完成しないんじゃないか」 なんて事にならないか、不安だったんです。

ママ目線だと、
「テントの中に虫が入ってきて嫌だ」「寝てるときに虫が来そう」なんて心配で、キャンプがいやだなぁって思う人も多いはず。我が家もそうでした。

でも僕は、こどもが小学校の間に一緒にキャンプに行くことに、夢があったんです。
中学生になったら受験勉強もあるし反抗期もあるし・・

小さいときに自然の中で一日を過ごす体験をさせてやることは、一生の思い出になると思うのです。
そう考えると、こどもとキャンプに行ける期間って限られているんです。

悩んでいる間に、毎年貴重なワンシーズンを消費しているんですよね・・

なので、ファミリーキャンプを始めるのに一番いいテントを探しまくったんです。結果、簡単に建てられて、快適で、なるべく安い物を購入することが出来ました!

超おすすめのテントは「2ルームテント」

2ルームテント
コールマン タフスクリーン2ルームハウス。めちゃ広くて快適

超おすすめのテントはズバリ、「2ルームテント」。その中でも「コールマンタフスクリーン2ルームハウス」は最高なんです。

2ルームテントとは、寝る部屋+リビングで構成されるテントのことです。
順番に解説していきます。

設営が簡単

いちばん重要なポイントです、構造がシンプルでわかりやすい!記事の下の方で写真入りで分かりやすく解説していきます。

具体的なやり方は、色のついたポールを、同じ色の穴に通して形にしたら、インナーテントと呼ばれる寝室をフックに引っ掛けて終わり!

細かな点は色々ありますが、とりあえずこれだけで建ちます。初めてでも出来ると聞いていましたが、本当に出来ました。

ポールと差込口の色を確認し、ポールを差し込む。これだけなんですもん。このテントは難しくないので、安心して下さい。作り方が分かりやすいと、子供と一緒に設営を楽しむことも出来ます。今では小5と小1の子が手伝ってくれています。

所要時間としては30分~40分程度です。

更に、僕は設営してから角を持って持ち上げ、向きを変えたりもしています。グループキャンプだとレイアウトを変更することも結構あるんですが、四隅を持てば、向きを変えるくらいは簡単に動かせます。

前室があり日陰になるので、タープ(日除けの幕)まで設営したと考えると、本当に時短になってます。

しまうときも袋に余裕があるので、無理やり押し込まなくてもきっちり袋に入るとか、重量は少し重めだけど、頑丈な袋だから破れないとか、こういうとこが嬉しい。

広い

テント メッシュ部分
2ルームテントの寝室とリビング部分
寝室を取り外すと、更に広大

ツールームテントならではのリビング(前室)があることで、

  • 寝る部分だけの低いテントと比べ、高さが低く圧迫感がない
  • タープ(日除け)がいらない
  • 荷物置き場ができ、防犯面で有利
  • 雨が降っても慌てない、リビングで楽しめる
  • 寝室に虫が入らないように絶対防御できる

といった強みがあります。
ツールームの中でも、タフスクリーン2ルームハウスは面積・高さも十分あり、寝室部分も広いです。
キャンプ場での窃盗が起こっているようですが、前室の中に入れておけば防犯面でも安心ですよ。

大人2人、小学生2人で寝ていますが、こどもがもう1人寝れそうなぐらい。
換気できる工夫があちこちにあり、夏の夜も快適に寝れました。

広大なメッシュは、下ろせばちゃんと壁にも出来る
通気性もバッチリで、中は涼しい
こんなところにも通気性確保

コスパがいい

誰もがどこかで聞いたことがある「コールマン」のテントです。キャンプ用品のメーカーで一番に思いつくようなメーカーで、ランタンのマークで有名です。

なのに安いんです。
僕はコスパが良ければメーカーは気にしないのですが、これは機能面と価格のバランスが非常に優秀です。

安いだけがコスパではありません。実際に雨の中使用しても、水が中まで染みてくることはありませんし、ポールが折れるようなこともありません。安くて品質が良い。

雨に強い

2ルームテントの隠れた便利さ。雨設営、雨撤収に強いんです。

通常のテントの場合、インナーテント(寝る部分)を組み立てて、フライシート(上からかぶせる雨防止のシート)をかぶせます。これだと雨の場合、両方とも濡れますよね?

2ルームテントの場合、外側のフライシートに当たる部分を立ててから、中のインナーテントを吊り下げるんです。
なので、インナーテントが濡れない!テントの中で濡れずに作業できるから、片付けとかも割と楽。

その他の特徴

参考に、コールマンの製品説明を掲載しておきます。

居住性が高く風に強い安心タフコンセプトの2ルームモデル。
1人でも設営できる簡単アシスト機能付き

■テントとスクリーンタープのオールインワンモデル
■インナーを外して大型リビングルームに
■雨の日でも撤収がしやすい吊り下げ式インナー
■室内の空気循環を促す、サークルベンチレーションシステム
■強風でもびくともしないアルミ合金製メインポール
■キャノピーポール付き
■クロスポールとトンネル式フレームワークのハイブリッド型
■1人で建てられるアシスト機能付き

●使用時サイズ:約540×340×215(h)cm / 約320×230×170(h)cm
●収納時サイズ:約30×30×74cm
●重量:約16kg
●材質:フライ/75Dポリエステルタフタ(耐水圧2000㎜、UVPRO,)、インナー/68Dポリエステルタフタ、フロア/210Dポリエステルオックス(耐水圧2000㎜)、メインポール/アルミ合金、キャノピーポール/スチール

設営の仕方を写真付きで解説

設営方法を詳しく解説していきます。現地で確認しながら作ったり、家で設営イメージをしてみる時に使えると思います。

公式設営動画

①設営レイアウトを決める

入り口の向きと食事エリアなどをある程度考えて、どんな感じを狙って設営するのかを決めて下さい。
最後のペグを打つまでは変更できますので、大体で大丈夫。

②フライシートを広げる

フライシートとは、テントの外側の雨を防ぐ部分

ここからはできれば2人作業が楽です。

場所を決めたら、テントを袋から取り出して立てたい場所に広げます。広げるときには、テントの前後と裏表を確認して広げて下さい。

③スタンディングテープを確認する

このベルトが後々、キレイに建てられている目安になる

バックルが留まっているか確認する。外れていると、上手く建てられない。

④リッジポールを取り付ける

先端が丸くなっているやつ
しならせるような感じで差し込む

リッジポールを緑テープのグロメットに差す。ひさしの部分を立ち上げるための部分です。

テントとポールを固定するため

リッジポールにフックを取り付ける。

⑤緑色のポールを2本取り出す

緑色から使う

ポール用の袋からすべてのポールを出し、緑色のポールを見つけて下さい。

⑥緑色のスリーブにパイプを通す

スリーブとポールの色を合わせる

緑色のポールは緑色のタグのところに挿すようになっているので、緑のスリーブを探しましょう。この仕組でポールを見分けられるので、どこにどのポールを挿せばいいかすぐに分かります!

これがほんと便利。この辺が最近のテントの立てやすさなのかも。スリーブを確認したら、ポールを差し込んでいきます。

差し込むときは、押し入れる→ポールを一節組み立てる→押し入れるを繰り返します。引っかかっても引っ張らないように。ショックコードと呼ばれるゴム紐が外れて、生地の中で抜けてしまうからです。

ショックコードがあることで、一本のパイプがばらばらになるのを防いでいるんです。わかりやすいですよね。2本とも挿して下さい。

⑦アシストクリップを差し込む

このおかげで一人でも設営が出来る様になっている

奥まで入ったら、テントについているアシストクリップと連結します。アシストクリップはリングが付いた写真の部分。例え一人でも設営できるようにアシストしてくれるクリップです。

ここに差し込むので、自然に抜けることは有りません。3箇所挿し込んで下さい。1箇所はそのまま! 

⑧フライシートを立ち上げる

テントの全体像が見えてくる

残りの1本を押し込みながら、テントを立ち上げていきます。

⑨アシストクリップを差し込む

残りの一本も同様

立ち上がったら、残ったアシストクリップも差し込みます。

⑩フックをメインポールに掛ける

さっきと同じでどんどん引っ掛けていく

合計12箇所のフックを引っ掛けていきます。

ここまで出来たら後はほぼ同じ作業なので、出来たも同然です!基本的にスリーブにポールを差し込んでいくだけ。

⑪ミドルポールを差し込む

次は赤いポール
さっきと同じで、スリーブの色と合わせる

アシストクリップを差し込む

土とかは取ってから差し込むといいよ

先程のようにアシストクリップを差し込みます。
左右それぞれ差し込みます。

⑬リアポールを差し込む

最後は銀色
グレーのスリーブに差し込む
ここも今までと一緒
フックも忘れずに

⑭ポールを固定する

ポール同士を結んでテントをしっかりとさせる
巻きつけるだけです

⑮ペグで固定する

外の部分は完成!地面に固定していく
ペグは斜めに打つと良い
固くて入らないときは、位置を変えてみる

⑯インナーテントを吊り下げる

寝るところを吊り下げていく
コールマンのロゴが目印
フックで引っ掛けていくだけ
かけ間違えのないように

⑰ベンチレーションを開ける

通気性の確保!
上下から空気が循環する

⑱ロープを張っていく

正直、風が穏やかなら8箇所もいらない。
ロープが貼りやすいようになっている
ロープを結ぶのが面倒だから、僕はカラビナを結びっぱなしにしてます
ロープを張るようにスライドさせると、張力を保持してくれる

これで設営完了!

初めてでも出来そうでしょ?ポールをスリーブの色に合わせて差し込んでいくのが基本。それだけで建っちゃいます。

クリップとかフックの細かいことは、実物を見ればすぐにやり方がわかります。こんなに大きいテントでも、以外に簡単に建てられるんですよ、ホント。

ただひとつ、注意点があります。ペグとハンマーは、別売りのを買ったほうが良いです。

キャンプ場の地面は地面の中に石があったり、固くてペグが打てないときがたくさんあります。地面の状態によっては打ち込めないときも普通にあります。そんな時、付属の貧弱なペグは全く役に立ちません・・

なので、別売りでペグとハンマーは買うことをおすすめします。超おすすめのハンマーとペグを載せておきます。amazonの方が安いかも。

柔らかな打感で、ペグを打つのがめちゃくちゃ気持ちいい。設営が楽しくなります。高価なスノーピークとほぼ同じなのに安いって商品です。

テントがこの値段で買えるように、ペグをコストダウンしているんですかね?
頑丈な鍛造ペグを買えばテントを変えても使い回せるから、付属のペグを安くしてくれるのは実はありがたいかも。

まとめ

このテントをおすすめする理由

  • 2ルーム
  • 設営が簡単
  • 広い
  • コスパ最高
  • 寝室に虫が入らない

キャンプは苦労を楽しむという一面も確かにあります。でも、それでキャンプのハードルを上げるのはもったいない!

キャンプの苦労を最小化して、楽しみを最大化する。

最初はそれでいいんです。まずは子供や家族が楽しめることが一番重要だと思います。

その分昼はたくさん遊んで、夜は焚き火を囲んで。楽しくて思い出に残るような体験をたくさんしましょう!

それが僕の提案するファミキャンスタイルです。

コールマン2ルームテント

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