- この記事を読むとどうなる?
【こんな悩みを解決できます】 -
- 焚き火台の選び方が分からない‥
- 安くて良い焚き火台が欲しい‥
- ファイアグリルを買おうか迷っている‥
こんにちは、けんたろです。
今回はキャンプの醍醐味、焚き火に必須の道具「焚き火台」についてお話します。
あなたは焚き火台、持っていますか?キャンプで焚き火を楽しむなら焚き火台は必須。直火禁止のキャンプ場が多いですからね。
でも、たくさんの種類がある中で、どうやって選べばいいのか分かりにくいですよね。わからないまま買ってしまうと、「使いづらくて焚き火を楽しめない」「買い直そうかな‥」なんてことになるかも。
そこでこの記事では、焚き火台の選び方の解説と、おすすめの焚き火台を紹介します。
我が家で使っている「ファイアグリル」という焚き火台が最高なので、ファミリーキャンパー5年目の目線から詳細にレビューしていきたいと思います。
結論から言うと、あらゆる面で優れている万能選手!全てのキャンパーに超おすすめです!
厳選した焚き火台で楽しむ、最高の焚き火ライフを始めましょう。
失敗しない焚き火台の選び方は?
まずは一番の悩みである、「焚き火台の選び方」についてです。
焚き火台にも種類があるので、用途に合わないものだと不便な思いをします。失敗して買い替えることの無いように、しっかり選びましょう。
大きさを確認する
選び方の最大のポイントは、「キャンプに行く人数」です。
ソロキャンプ(一人キャンプ)向けの小さいサイズの物はコンパクトということに特化しているため、持ち運びしやすいです。ファミリーで使う時は、大きめの薪が入らないなど不便です。
具体的には、斜めでもいいので30センチの薪が入るものにしましょう。キャンプ場で売っている薪のサイズは、それぐらいだからです。
焼き網がセットできる
次に、焼き網がセットできるタイプを選びましょう。
焚き火をするだけではなく、調理にも使えるタイプの方が使い勝手がいいです。後述しますが、1台2役はメリットが大きいです。
ファミリーキャンパーは、この2点を確認して焚き火台を選びましょう。
ファイアグリルってどんな焚き火台?
「ユニフレームのファイアグリル」です。僕は最初にこの焚き火台を買って、5年経った今も使っています。どんな商品なのか説明していきます。
国産メーカー「ユニフレーム」の焚き火台で、質実剛健。
まず、ファイアグリルとはどんな焚き火台なのか?
新潟県にある国産メーカー「ユニフレーム」から販売されている、キャンパー大定番の焚き火台です。
美しいフォルムと機能性、リーズナブルな価格で大人気の商品です。焚き火台を選ぶなら、この商品は比較対象に入れておきましょう。
ユニフレームのサイトから商品紹介を引用しつつ、解説していきます。
手軽に焚き火が楽しめ、豪快なダッチオーブン料理や付属の焼き網でBBQも楽しめる。
ファイアグリルがあれば、フィールドを傷めることなく焚き火・ダッチオーブン・BBQなど、アウトドアでやってみたいことが手軽に楽しめます。
リーズナブルながら、ハードな使用にも耐える高い強度と炉の熱変形を防ぐ確かな技術が詰まっています。
ユニフレーム
「焚き火台」と言っても、焚き火だけではなくBBQやダッチオーブンを使った料理がしっかり楽しめるんです。1台2役で、安くて頑丈な製品!ということです。
ファイアグリルは機能満載。選ぶ理由がたくさん
ファイアグリルの特徴を解説していきます。細部まで考えられていて、とても機能的です。
空気を取り入れやすい
炉の四隅は熱による変形を防ぎ、空気を取り入れるためにあえて隙間を設けています。焚き火台の1番大切な性能としてという燃焼効率という点があります。
「良く燃える」「キレイに燃える」「着火性が良い」ということです。
充分な空気を取り入れることができないと、薪も炭もきれいに燃えません。
いくら安くてカッコよくて便利な焚き火台でも、実際使ってみたら燃えがイマイチ・・なんて嫌ですよね。
ファイアグリルは、空気の取入れと耐久性を同時に考えられており、細部まで工夫されているんです。
バーベキューにも使える
焚き火のほかにも、BBQコンロとしても優秀に使えます。1台2役ということは、焚き火台とBBQコンロ、2台持っていく必要がないんです。
ただでさえ荷物が多くて車に入れるのも大変な中、荷物が減るのは大きなメリットです。しかも、洗うのも一台だけで済むので楽です。身軽でキャンプに行きましょう!
用途が広いということは、無駄な買い物になりにくいということです。例えば、今後BBQコンロを専用でほしいと思っても、専用の焚き火台として使えるわけです。
炭の調整がしやすい
網はファイアグリルのツメに載せる仕様なので、炉の四隅にスペースができ、炭の調整がしやすくなります。普通の焚き火台でBBQをやると、この隙間はありません。
炭を追加する時、偏った炭をならす時などに網を持ち上げないといけないんですよね。
そうすると、焼きかけの肉を持ち上げたままキープして炭をいじり、肉を落とすなんてことにはなるんです。だって、炭も網の持ち上げも、大体パパが一人でやりますよね。
いちいち網を持ち上げないで済むのは便利!熱々の網がこども達の方に落ちると、ヤケドしちゃいますからね。
保温スペースがある
網の四隅は中心部に比べ火力が弱くなるので、保温スペースとして使えます。我が家では、まずは腹ペコのこども達にガンガン肉を焼くんです。
お腹がすいて待ちきれないのに、全然肉が出てこなかったら嫌ですもんね。
でも焼いた肉を皿に上げておくと、冷めておいしくないんです。BBQしてて焼きたての肉が食べれないって、そもそもですが・・
そういう時に便利な機能として、保温スペースが作れるのは助かります。
皿に上げなくても、一度にたくさん焼いてしまっても大丈夫なんです。一見すると気づきにくいこのスペースが、BBQの満足感を高めてくれているんです。
購入前の心配事として、保温スペースのせいで肉を焼くスペースが狭すぎるんじゃないか?と心配していましたが、大丈夫でした。
小学生2人+大人2人であれば丁度いいです。
ダッチオーブンが使える
BBQだけではなく、いろいろな料理をキャンプで作れるようになります。
僕はキャンプを始めたときは、そんな面倒なことしないとか、手間のかかる料理をキャンプでするのは大変って思ってたんです。でも、キャンプに慣れてくるとそれが楽しみになるんです。
キャンプ飯もキャンプの大きな楽しみの一つです。そんな時にダッチオーブンが使えると、料理の幅が広がります。
今すぐダッチオーブンを使う予定はなくても、使える焚き火台にしておくのもいいと思います。
おいしくお酒を飲むために、おいしいつまみを追求する。しかもキャンプで!僕はこういうキャンプが好きです。
「ロストル」で皿に燃焼効率アップ
ロストルとは、炭の下に敷くことで通風を良くし、炭火を熾しやすく、火もよく燃えるようにする「火格子」のことです。
ロストルを敷くことで炉台底面と炭との間に適度な空間ができ、効率よく炭火を熾すことができます。ファイアグリルはパンチ穴の開いたロストルを標準装備しています。
このロストルがあることで、四隅の隙間と合わせてさらに通気が良くなります。写真のように一回で曲がってしまうんですが、全く問題ありません。
2台同時使用もオススメ 左1台/右2台
ファイアグリルは炉が底部に向かってテーパー形状になっているので2台収納時でも外寸は1台の時と変わりません。大人数でキャンプするときには、この特徴が役に立ちそうです。
2台使用は焚き火とダッチオーブン料理を同時にこなしたい時、「焚き火用」と「調理用」といった使い分けが便利でオススメです。
ただし、実際4人家族でキャンプする分には、1台でも十分です。
5年間使った感想を10個のポイントでまとめる
実際に使った感想を10個のポイントで書いていきます。
値段
安いです。
一番気になるポイントですが、はっきり言って安いです!相場観としては、大体7500円程です。
もちろんこれより安い焚き火台はあります。amazonにももちろんたくさんあるし、僕もレビューを見たりして比較しました。
でも焚き火台って、火を扱うものですよね?何かあったらヤケドじゃ済まないかもしれないし、テントや周囲の物になにかあったら火事になる危険性もある。
安全にかかわるものは、信頼性を重視するべきです。コスパを追い求める僕ですが、信頼性に対しての価格がとても優れていると思います。
真の意味でコスパが高い商品です。コストが安いだけではなく、それ以上にパフォーマンスが高い。価値の割に安いんです。
BBQコンロを買わなくてもいいし、後述の耐久性という面でも非常に優秀で長く使えます。
燃焼効率
とても良いです。
焚き火の炎が強すぎず弱すぎず、火力も調整しやすいです。
ロストルと四隅の隙間で空気の循環が出来ているためですが、使いやすいです。
BBQをやるときの炭への着火もしやすいですよ。初めてのBBQで火が起こせなかったらどうしようと不安ですが、ファイアグリルは大丈夫です。
着火剤を使えば勝手に着火できちゃいます。初心者にもベテランにも、メリットです。
デザイン・見た目
美しいです。
無駄がない機能性の塊なんですが、シルエットも美しいです。
機能性を追求した焚き火台はほかにもありますが、ずんぐりしている物が多いと思います。焚き火しているときに毎回思いますが、本当にシルエットがシンプルでカッコいいです。
使い込むほどに炎で焼き色がついていき、味が出てくるところも好きです。飽きて買い替えるなんてことは、当分の間なさそうです。
サイズ感
丁度いいです。
4人家族で通常サイズのもので丁度いいです。ソロ用のものとラージサイズがありますが、通常サイズが使いやすいかと思います。
ヤケド注意ではありますが、足の部分をもって、焚き火台を移動することができます。実際に使うとこんなシチュエーション、特にグループキャンプだと結構あります。
家族構成や人数に応じてサイズが選べるのはありがたいです。
耐久性
非常に頑丈です。
もう一生使えるのではないかと思うレベル。耐荷重20kgは本当ですね。
ガンガン扱っても、どれだけ焚き火で火を使っても、時にあまざらしにしても壊れる気配がありません。足の部分も丈夫です。
収納性
コンパクトです。
収納時の大きさは、薪を乗せる本体の部分のサイズになります。付属品がすべて本体に入るからです。
設置や片付けも簡単です。家にしまう時も、コンパクトなので場所を取りません。
洗いやすさ
洗いやすいです。
広い四角形でフラットな本体ですので、キャンプ場の慣れない洗い場でも洗いやすいです。
翌朝灰を捨てるときも、焚き火台の足をもって移動させ、そのまま捨てることができます。灰に触ることなく片づけることができるので便利。
組み立てが簡単
簡単です。
組み立てられない心配はないです。組み立て方を動画で解説します。
オプション品が豊富で便利。
独自の魅力としては、オプションが豊富です。
本体価格を安く抑えてあるのは、これらが別売りだからでしょう。必要なものだけを揃えられるのでありがたいです。
ヘビーロストルはおすすめ。
コールマン ファイアープレイステーブルと相性抜群
オプションではありませんが、我が家では、コールマンの囲炉裏テーブルと組み合わせて使っています。
サイズもぴったり合って安全で便利になります。お皿やビールが置けて、みんなで網をいじることができるんです。セットで使うのが超おすすめ!
・見た目がかっこいい
・子どもが火と距離をおけるため安全性がめちゃくちゃ上がる
・テーブルがいらないし、皿とかお酒を置けて便利
本当にセットがおすすめです。我が家では必須。
ファイアグリルの気になるところ3つ
続いて、使っていて気になる点も書いていきます。
2家族のファミリーキャンプでは小さい
焚き火をするには問題ないですが、BBQをするには4人家族までがベストです。
それ以上になると、「肉焼けるの待ち」が長くて辛いかもしれません。相手のBBQコンロを同時に使うか、これ以外でもメニューを作れば対応できます。
人と被る
これだけ優秀で定番の焚き火台なので、使っている人もたくさんいます。
焚き火台そのもので個性を出す必要はないと思いますが、友達家族と被ってしまう恐れはありますね。優秀さの裏返しとはいえ、気になる人は注意です。
バッグは別売り
専用バッグが別売りなんです。
僕は買いましたが、まあまあ高いかなぁ・・本体が安いからそう感じるのかな?大体1500円程です。
ただ、強度はしっかりとあって、サイズも丁度いい余裕があるぐらいのぴったりなので、とても便利です。
実はユニクロのバッグがぴったりらしいですが、実際に試していないので情報までに。
まとめ
ユニフレームのファイアグリルは、初心者からベテランキャンパーまでおすすめできる、優秀な焚き火台です。
これを選んで良かった・・キャンプ始めたての自分に感謝。
素敵な焚き火と快適なBBQ、ダッチオーブンまで対応できて美しい焚き火台・・。これだけ万能な焚き火台って意外とオンリーワンですよ。
どこかに一つは我慢する部分があるものですが、選ばない理由がないほどの完成度かと。かっこいいのに丈夫で安い。
買って絶対に損はない、優秀な焚き火台です。ファミリーキャンパーから見た魅力もたくさんあるので、焚き火台を選ぶ際にはぜひ選択肢に入れてください。
けんたろでした!
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